8月終わりくらいから出回り始めた
いちじく。
でも、まだあんまり美味しくなさそうだな~、と思って買い控えていましたが
そろそろ美味しそうなのが出てきたので、買ってみました。
最近は日本でも簡単に手に入るのかな?日本に住んでいた頃、勿論いちじくという
存在は知っていたけれど、その辺では売っていなくて、たまにイタリアンを食べに
行くと前菜に「いちじく&生ハム」なんてメニューがあるのを目にするくらいで、
私にとっては決して身近な存在ではありませんでした。
こちらに来てから、ヨーロッパ人のいちじく好きを見てちょっとビックリ。
数年前に、イタリア人のツアーに混じって、トルコに旅行した時、干しいちじく売りに
殺到している姿を見て「自分の国にもたくさんあるだろうに。」と思ったけど、
どこに行っても食べたいらしい。クロアチアやイタリアなどでは、道端にいちじくの木
があったりして、わりと身近な果物。「もういらんから勝手に食べて!」なんて木の
所有者もいるらしい。ザグレブの市場では1キロ10~15クーナ(約200~300円)
で買うことができます。先日ウチに泊まりに来たイタリア人Gさんとダーリンで、一時
いちじくネタで盛り上がりましたが、ベルギーあたりでは
1個1ユーロ(約148円)
というお値段になるとか。1個づつ紙に包んであって、高級果物のような扱いで、
他のお高い果物と一緒に並べてあって、最初見た時は目を疑ったらしい。
「払えないワケじゃないけど、どうしても僕の脳が納得しない」ですって。
そりゃ、そうだわね~。というワケで、今のうちに、たくさん食べていただきましょう♪
このいちじくを買う時「半キロちょうだい!」と唯一知ってるクロアチア語で言うと
ガッ~、と物凄い勢いでクロアチア語が返ってきた・・・すみませ~ん、ワカラナイ。
どうやら「味見してごらん。」と薦めてくれたらしい。その後「7クーナ」と言われて
ピッタリ渡すと「クロアチア語わかるの?」(想像)と言われ、「いいえ」と答えると
「だってちゃんと半キロって言ったじゃない。7クーナ払ったし。」(想像)と言われ、
後ろに並んでるオバチャンまで、そうだ!そうだ!という感じで頷いてるし。
「さっきあなた日本人?って聞いたら”そうです”って言ったし、わかるのよ~」(想像)
なんて勝手に決め付けられた(笑)一応、人間の最低適応能力として挨拶と数字
くらいはわかりますが・・・あとは想像力!海外生活で必要な事です。
クロアチア語できたら楽しいだろうな~、と思いつつ、イタリア語、英語、
そしてこの先フランス語も待っている・・・と思うと語学が大嫌いな私は、この先も
想像力で生きていこう!と思うのでした。(笑)