ここのところ、はっきりしない天気が続いているザグレブ。
そんな時は、料理するに限ります。(私の場合ね。)
この秋~冬にかけて既に三回は確実に作っている、かぼちゃのトルテッリ。
材料の一つ「りんごのモスタルダ」も、一回分しか残ってないし、今季最後かな・・
老若男女に愛されるイタリアン。
でも、これに関しては、好き嫌いがハッキリ分かれるのでは?
日本でも男性には「かぼちゃの煮物は甘くて、ご飯のおかずにならない!」
なんて声も多いようですが、これはそれどころではなく、
「お菓子ですか、これは?」的な甘さなのです。ウチは二人共大好き♪
彼はミラノ出身とはいえ、両親の代まではパルマの家系。
パルマと言えば、やっぱり作らないワケにはいかないこの料理。
≪材料6人分≫
【中身】
・かぼちゃ(種、皮を除いて)500g
・アマレッティ 80g
・りんごのモスタルダ 80g
・パルミジャーノ 90g
・バター 40g
・ナツメグ、塩、こしょう 適量
【パスタ】
・小麦粉 200g
・卵 2個
・オリーブオイル、塩 適量
≪作り方≫
①かぼちゃは、下茹でしてからオーブンシートを敷いた天板に並べオーブンに入れ、
水分をとばす。少し冷ましてから布巾で包んで、さらに水分を絞る。
(日本のかぼちゃは水分が少ないので、ここまでする必要はないかも。)
②アマレッティは砕き、りんごのモスタルダは細かく刻む。
アマレッティは、乾いた布巾に
包んで、 上から麺棒やワイン
ボトルなどで砕くと、散らからず
後片付けも簡単です。
③材料を全部入れて、ペースト状になるまでよく混ぜます。
④パスタを作ります。小麦粉を作業台の上に広げ、中央をくぼませます。
そこに卵を割りいれ、フォーク等で黄身をつぶし、オリーブオイル、塩を
加えて、周りの粉を少しずつ混ぜていきます。全体によく混ざってきたら
手で捏ねていきます。よく捏ねたら、一つにまとめラップをして30分ほど
室温でねかせ、パスタマシーンで生地を伸ばしていきます。
あとはTOPの写真のように、
パスタの上に中身を並べて、
生地を半分に畳むようにして包み、
パイカッターで切っていきます。
この時、強く押し当てるようにして
切らないと、茹でている間にパスタが
開いて中身が流れ出てしまうので、
しっかり力を入れて切りましょう。
ソースはお好みで。
レストランでは、サルヴィアを入れて湯せんで溶かしたバターソースが一般的。
簡単でいいけど、私はちょっと油っぽくて苦手。
ウチはホールトマトと乾燥ポルチーニを
煮込んだソースで和え、さらにオーブン
に入れて焼きます。このパリパリ感が
好きらしいけど、私は折角の生パスタの
食感が失われるようで、気に入らない!
自分の分は焼かずに、いただきます。
珍しくレシピを書いてみたのはいいけど、大雑把すぎてわからない?(笑)
しかも、何でも売ってる日本とはいえ、りんごのモスタルダ売ってるのかな・・・
日本のイタリア食材事情に詳しい
sfarinaちゃん←いきなり名指し(笑)
日本で材料は揃うかしら?揃うとしても物凄く高くなるかも?
ホクホクの日本のかぼちゃで作ったら、さらに美味しく出来ると思うのだけど・・・。