先週、何を隠そうまた一つ年をとりました。
ザグレブではお出かけする所もなく、GRAZは遊びに行ったばかりだし
イタリアには今週遊びに行く予定だし・・・と色々考えた結果(Gua夫が)
"お誕生日スキー"となりました。なんでやろ~。
私があんまりスキー好きじゃないのを知ってるハズなんですが。
しかし、お気持ちはありがたい、という事でとりあえず行ってみました。
今回私達が向かったのはKRVAVEC
スロヴェニアの首都リュブリャーナのすぐ近くです。
ザグレブから車で約2時間。
平日にも関わらず、私達が到着した朝9時には第8駐車場まで満車!
同僚から「ウィークエンドには行かないように!」とアドバイスを貰っていましたが
これ休日にはどんな状態になっているんでしょうか?
基本的にヨーロッパのスキー場には、日本のような"お着替え部屋"はありません。
なので、自宅からスキーウェア着用または駐車場でお着替えします。
しかし、駐車場といってもこんな(↑左写真)なので人に見られること必須です。
駐車場からリフト乗り場までは遠いので、フリーシャトルバスがあります。
ちなみに右写真はチケット売り場&リフト乗り場。
一日券は26ユーロ。日本のように便利な回数チケットは存在しません。
お気付きのようにどこにも雪がな~い!
と思ったら、さすがに上まで上って行くとちゃんとありました。
こんな感じやらこんな感じやら。
全部で約10ほどのコースがありましたがどれも初級&中級者向き。
スキー上級者にとっては「真っ平らで短い」らしいです。
ふん!私にはこんな程度で丁度良いんじゃ~!!
なんせ♪直滑降~ちょかっこう♪の聖子ちゃんどころじゃなく下手なので!
(そんな大声で自慢するような事でもないです。)
こちらは山小屋。
ではなく、一応カフェテリア。
イタリアあたりでは日本のように
広くてメニューも豊富ですが東は
どこも山小屋に毛が生えた程度
(まあ、なんて失礼な!)です。
メニューはお決まりのソーセージ
スープ、冷凍ピザ、などなど。
久しぶりのスキー。
私は上級者向けのスイスのアンダーマットより楽しかった!(凄い暴言)
筋肉痛になる事もなく、私には珍しいスポーツデーでした。
お近くにお住まいの初級&中級者の方はどうぞ。
最近妙に暖かいザグレブ。本日の最高気温は何度だったかというと・・・
春を通り越して初夏の陽気。もういい加減冬は飽きた!早く春になって~!
この時期各ブランドから次々に春の新色が発売になる化粧品。
女子ならば心躍る季節到来!
早速色番チェックに出かけました。(買いに行ったのではないところがミソ)
しかし出ていたのはCHANELのみ。
日本ではとっくのとうに発売になって、ネットにさえ出回ってるっていうのにねぇ。
仕方ないのでKaptolセンターでOPIネイルの色番チェックをして帰ってきました。
そんな事はさておき・・・
本日ご紹介するのは、先週センターにオープンしたばかりのカフェです。
コーヒー、フレッシュジュース、パニーノ、サラダ、デニッシュ、ケーキ等売ってます。
アメリカンタイプのこんなお店、今時珍しくも何ともありませんが
クロアチアでは珍しいんです!画期的!!
面白いのはBrekやStrukliなど郷土食を売っているところ。
日本のスタバでおにぎりや巻き寿司売ってるような感じ?(こんな例えでいいの?)
外から見て「おっ!クロワッサン売っとる!」と入ってみましたが
近くで見て私の求めるクロワッサンではない、とわかり即効却下。
代わりにラズベリーとチョコレートのマフィンを1個ずつ買ってみました。
味は・・・至って普通(全然宣伝になってない)
こういう物が食べたくなった時、たまに買うにはいいかも。
旅行でザグレブに来たものの、レストランでガツンとした食事はしたくないけど
軽く何か食べたい、という人にはオススメです。
今までパン屋、切り売りピザ、マック、サブウェイしかなかった事を考えると進歩!
ただし、席数がないのでテイクアウトする覚悟で行ってください。
DAILY FRESH
住所 : Preradoviceva22
共和国広場のイェラチッチ像を背に立ち、
右斜め前ilica通り沿いに見える所にあり。
Masarykova通り店も開店準備中。
建設中の家が放置されている事が珍しくないザグレブ。
ウチがある通りだけでも2軒あります。
外階段を上るだけで息が上がってしまいそうな、こんな豪邸も放置されてます。
この家の持ち主ハリウッド映画の見過ぎなんじゃなかろうか・・・
ウチのお隣も長い間(私達が来てからは工事しているのを見た事がない)
放置された状態ですが、ある日突然敷地内の雑草が刈り取られました。
「きっと工事が再開されるに違いない」と上の階の住人の方に聞いてみたところ
笑われた・・・なぜ笑う?
説明によると、この住民の方が前の家にボウボウ生えている雑草を見る事に
我慢できず、業者に頼ん刈ってもらったらしい。
そしてこの空き家は、持ち主が二人の方に売ったいわゆる"多重販売"された
家だそうで持ち主は「内密に」とそちらの方面の方々にお金を払い
国外逃亡して普通に生活してるとか。当然裁判が進む事もなく今に至るそうです。
それって立派な詐欺やん!
この方いわく、クロアチアでは珍しい事ではないそうで今までの最高記録は
一軒の物件に対し、17人らしい。
胸張って言うような事じゃ~ないよ。
家一軒買うとなればそれなりの金額だろうに・・・放っておいていいのだろうか?
どの国にも多かれ少なかれ"賄賂"は存在するもんですが、この国の場合
「誰もが知っている事ですが、それが何か?」的な雰囲気あり。
某有名ショップが街のど真ん中に出店申請をしたところ
「出店するのは構わないが、認めるかわりに金をくれ!」と要求され
見事その要求を突っぱねた結果、郊外への出店となったという話もあります。
EU加盟に向け、そんな体質も変わっていかねばならないのでしょう。
朽ち果てていく空き家はそんな体制の象徴をみているようなのでした。